お子さまの体のさまざまな症状や病気の中で、消化器の病気を専門に診る分野です。
「おへそが出ている」「足の付け根が腫れている」など、日常の中で気づくちょっとした変化が、治療の対象となることもあります。
便秘にも専門的に対応していますのでお気軽にご相談ください。
当院では、診察を通して状態を丁寧に評価し、必要に応じて適切な医療機関と連携しながら、お子さまとご家族が安心して治療を受けられるようサポートいたします。
こんな症状ありませんか
- おへそがぽこっと出ている(でべそ)
- 足の付け根や陰のうが腫れている、左右で大きさが違う
- お腹にしこりやふくらみがある
- 便秘が続いている、排便時に強くいきむ
- 肛門のまわりが赤くただれている、切れている
- 陰のうが大きくなったり小さくなったりする
- 片側の陰のうに精巣が触れない(停留精巣を疑われた)
- ケガや打撲で腫れや痛みがある
- 小さな傷やできものがなかなか治らない
- 先天性の消化器の病気がある
鼠径ヘルニアとは
足の付け根や陰のうがふくらむ病気です。
泣いたり力んだりすると膨らみが目立ち、自然に戻ることもあります。
放置すると腸が戻らなくなることがあるため、手術が必要になることが多い疾患です。
主な症状
- 足の付け根や陰のうがふくらむ
- 泣いたり力んだりすると大きくなる
- 横になると自然に戻ることがある
- 戻らずに硬くなり、痛みや機嫌不良がみられることがある
治療
- 自然に治ることは少ないため、基本的には手術で治療します。
適切な時期に専門医療機関へご紹介します。
臍ヘルニア(でべそ)
おへそがぽこっと出ている状態です。
多くは自然に改善しますが、大きさや経過によっては治療を検討することがあります。
主な症状
- おへそがぽこっと出ている
- 泣いたりお腹に力が入ると目立つ
- 成長とともに小さくなることがある
治療
- 経過観察(多くは自然に改善するため、まずは経過をみていきます)
- 圧迫療法(テープなどでおへそを圧迫し、改善を促す方法です)
停留精巣とは
本来陰のうにあるはずの精巣が、途中でとどまってしまう状態です。
将来的な影響を考慮し、適切な時期に治療を行うことが大切です。
主な症状
- 陰のうの中に精巣が触れない
- 左右で陰のうの大きさが違う
治療
- 手術:自然に下降しない場合は、適切な時期に手術を行います。
将来への影響を考慮し、早めの対応が大切です。
陰のう水腫とは
陰のうに水がたまって腫れる状態です。
大きさが変わることがあり、自然に治ることもありますが、経過により治療が必要になる場合があります。
主な症状
- 陰のうが腫れている
- 大きさが日によって変わる
- 痛みはないことが多い
治療
- 経過観察(多くは自然に改善するため、まずは様子をみます。)
- 手術:改善しない場合や大きい場合には、手術を検討します。
包茎・亀頭包皮炎とは
包皮の状態や炎症により、赤みや腫れ、痛みが出ることがあります。
多くは適切なケアで改善しますが、繰り返す場合は治療が必要になることがあります。はお気軽にご相談ください。
こんなときはご相談ください
- 陰部の赤みや腫れ
- 痛みやかゆみ
- 排尿時の違和感や痛み
治療
- 外用治療:軟膏などを使用し、炎症を抑えます
- 清潔を保つ方法などをお伝えし、再発予防を行います
肛門周囲膿瘍・裂肛とは
肛門のまわりに膿がたまったり、皮膚が切れて痛みや出血がみられる状態です。
便秘が関係していることも多く、治療や生活指導を行います。
症状
- 肛門のまわりの腫れや赤み
- 排便時の痛みや出血
- 機嫌が悪くなる、泣く
治療
- 便秘の改善や排便習慣の見直しを行います
その他の病気
- 肥厚性幽門狭窄症
- 腸重積症
- 急性虫垂炎
- ヒルシュスプルング病(腸の神経異常)
- 胆道閉鎖症
- 先天性胆道拡張症
- メッケル憩室
- 先天性食道閉鎖症
- 先天性横隔膜ヘルニアなど
検査
必要に応じて血液検査、超音波検査などを行います。

